レイキには、大きく分けて2種類あります。
レイキには、大きく分けると2つの種類があります。
「直傳靈氣」と「西洋レイキ」
この2種類の違い、レイキを流している時の意識や自分の状態、病腺・ヒビキについてお話しします。
レイキを教えたりセラピーをしていると
「漢字の靈氣とカタカナのレイキの違いが分かりません」
「いろんなレイキがあって、どれを学べば良いのか分かりません」
という質問を受ける事がよくあります。
レイキは大きく分けて2つあります。
《直傳靈氣》と《西洋レイキ》です。
靈氣は大正時代に、臼井甕男(うすいみかお)先生が確立した手当て療法で、「心身改善臼井靈氣療法」と呼ばれています。
決して手かざしの宗教ではありませんよ!!
戦前から、民間療法として家庭内ではもちろん、海軍でも認知され使われていました。
日本に古来から伝わる「手当て」。
漢字の「靈氣」はこの伝統靈氣です。
戦後、日本では急速に姿を消していきましたが、様々な経緯を経て海外へ伝わり、1980年代に欧米で人気となり、90年代に日本へ逆輸入されて「レイキ」や「西洋レイキ」となって復活しました。
これが現在あるカタカナのレイキです。
どちらも元々は同じものでしたが、西洋レイキは海外へ伝わった事でその内容が少し変わっていたり、「◯◯レイキ」として独自のレイキを作っている人もいたりします。
靈氣でとても大切な「病腺」が抜け落ちてしまっている点は、大きな違いですね。
「直傳靈氣」は、確立された当時の姿がそのまま変わらず伝えられてきています。
西洋レイキは、伝統靈氣にはない要素が付け加わっています。
例えば、人間関係へのヒーリングや、物・場所の浄化、高次元の存在とコンタクトを取る、などのスピリチュアルな要素が付け加わったりしています。
どちらも教えていると、この違いがとても面白いです♪
そして、どちらが良いとか悪いとか勝っているとか劣っているという事は一切ありません!
自分に合うか合わないか?
これが一番大切です!
さらに詳しい内容はセミナーの中でお伝えしていますが、どちらも共通しているのは
「無心で手を当てる」
「念や意図を込めない」
こと。
レイキの醍醐味です☆
レイキを流している時
◇意識はどうしたらいいの?
◇自分の状態は?
レイキは無心で手を当てる事が大前提なので、手当てしている時はもちろん
「無心になる」「念じない」
ことが大事!!!
どうしても「治してあげたい」とか「早く治れ」と念じてしまう事は多いですし念じるなというのは、とっても難しい。。。
でも、念じると自分が疲れます。
効果も劣ります。
なので、手当てする時はとにかく
「念じないで無心」になります。
無心になる「コツ」は、セミナーで教えています(^^)
いろんなセラピーの中で、たまに自分の状態が悪い時は相手に悪い気をあげちゃうので触っちゃいけません!と教えていたり…
相手の邪気を受けちゃうので触っちゃいけません!と教えている人がいたりします。
この、邪気をもらうとか自分の悪いものが相手に移るという考え方はレイキにはありません。
自分は単なるパイプなので、エネルギーは通過するだけ。
むしろ、自分の体調が悪い時に手当てすれば、
自分も元気になっちゃいます!
相手も自分もハッピーになれる☆
素晴らしいですよね♪
さて、先ほど「病腺・ヒビキ」という言葉が出てきました。
この病腺って何?
レイキで大切なものの中に「病腺・ヒビキ」があります。
「腺」とは、コリやシコリの事を意味していて、病腺とは病気の原因となる筋肉のまわりにあつまってくるコリやシコリのことをいいます。
レイキを習得した人がこの部分に触れた時に手に独特の感覚が走ります。
・ピリピリだったり
・チクチクだったり
・ヒンヤリだったり
その感覚は様々です。
身体の不調箇所のお知らせサインのようなものですね。
そして、この病腺・ヒビキにレイキを流す事で身体の不調が改善されていくんです!
たまに、この病腺のことを「邪気」と言ってすぐに手を離してください。と教えている人がいますが、この病腺に手を当ててこそ身体の不調が治っていくので、病腺・ヒビキが消えるまで手を当ててください!
病腺・ヒビキは邪気や悪いものでもないし、自分の中へ入ってきてしまうものでもないので安心してレイキを流してください。
西洋レイキでは海外へ伝わった時に病腺の考え方が抜け落ちてしまったので、手を当てる時に、身体を12パーツに分けて一箇所5分ずつ手を当てる「スタンダードポジション」という方法で合計60分の施術を行います。
身体に触れる仕事をしている方や医療従事者の方など、お客様や患者さんの身体に触れた時に何か独特の感覚があれば、それは「病腺」なので、その部分をしっかりとケアしてあげてくださいね!
邪気じゃないので!!!